今年もサンタさんがやってくる

もうそんな季節ですか、私の元にもサンタさん来ませんかね   私です。

因みに昨日三太さんが来ました。
サンタさんじゃないです、三太さん。取引先の従業員さん(白目)

というわけで全国のサンタさんが悩み始める季節になったので、そういう話題についてお話を。

信じているとか信じていないとか、そういう事を考えている方は見ない方がよろしいかもしれませんね。

かなり長くなるのでお暇な時に読んでください。
以下本文は追記から。




-----ここから追記-----

最初に言っておきます、私は心のどこかで今でもサンタさんを信じています。
ああっ引かないで!いい歳したおっさんがまだ信じてたり「サンタさん」とか言ってるの引かないで!
そうなったのも理由があるんです!

まずは超兄貴家のサンタさんをお話していきましょう。
12月になると母から「サンタさんに書く手紙を書きなさい」と言われます。
言わずもがな欲しいものを書いたお手紙です。
これは小学生の頃から始まりました。
幼稚園児の頃は、今思えばこのシーズンになると「何か欲しいものある?」と聞かれていたなと。

サンタさんへの手紙を書くと、仕事に出勤する前の父に渡します。
父がサンタさんへの手紙を届けてくれる(という設定だった)のだ。
大人になった今では仕組みを理解してしまいますが、信じていました。

初めての手紙には「ハムスターが欲しい」と。
今までは枕元にプレゼントがあったのに、今年は置いていない…やっぱりダメだったんだと泣いたあの日。
しかし居間に行くと何やら籠が!急いで近づいてみると茶色い物体が蠢いていたのです。
うちでは生き物なんて金魚以外絶対ダメだったのに、サンタさんだから願いを叶えてくれたんだ!
サンタさんはうちの生き物ダメ事情を知らないからハムスターを届けた=家族ではない
小学一年生の脳内にはこの式が勝手に組みあがったのです。

それから毎年サンタさんに手紙を書き続けました。
小学三年生になる頃には「サンタなんか居ない」「親がサンタだよ」の話題に花が咲き始めるように。
私はその輪の中には入らず一人笑っていました。
サンタさんを信じられないなんて可哀相だな、皆のところには来ないのかな?と。
学年が上がる度にその話の先は一つに絞られていきます。
「テレビで特集見た」「実際に親がプレゼント置くのを見た」「値札が貼ってあった」
妄信的なサンタ信者の私も少しずつ気持ちが傾いてしまっていた。

小学校最後の六年生、私は一大決心をします。
サンタさんの姿を見て確かめてやろう。高価な物を頼んで買えるかどうか確かめよう。
私の泣いた心に鞭を打って一世一代の大プロジェクトを立ち上げたのです。

計画は以下の通り
・一週間前から夜更かしを続けて徹夜耐性を付ける
・今までは高くても1万円ぐらいのものだった所、金額を5万ぐらいにする
・手紙に欲しいものを2つ(高いものと安い物)書く
・家の中を探し回ってプレゼントを隠していないか探す


1つ目の計画 【徹夜作戦】
私は一週間前から適度に夜更かしをし始め、来る日に備えて夜型になっていった。
9時頃に部屋へ戻り床に就く。隣でMDコンポで曲を流しながら。
そして1時間後、母がコンポを消して私の額に口づけを落とすのだ。私は全て知っている。
作戦は全て順調…床に就いてからのスケジュールも全て確認できた。
あとはクリスマスに寝ずサンタさんの姿を確認するだけだ。


2つ目の計画 【お坊ちゃま作戦】
唐突だがうちは貧乏だった。
いや、表面上では普通の生活だったが貧乏だったと思う。
そんな家庭なのに欲しいものが高価なものだったら?
私は小さい頃から自分の家庭が貧乏だと云う事を理解していた。
夜中のテレビショッピングを見て「お母さん安い!お買い得ってよ!」と母に伝えるのが日課である。
もし高価な物を欲してもプレゼントして貰えるのならば、サンタさんからだと認めざるをえない。


3つ目の計画 【二兎を追うものはサンタに託す作戦】
高価な物をプレゼントしてもらう計画も良かったのだが、私は欲しいものが二つあった。
ギターとゲームカセット。
ギターは言わずもがな、ゲームは当時で5000円ぐらいのものだ。
意地汚いとは思うが手紙にも書き方に工夫を凝らしていた(つもり)。
「ギターか〇〇というゲームが欲しいです!第一希望はギターです!」
こう書いていれば子供が喜ぶ事がしたいサンタさんならば、高くてもギターをくれるだろうと。
ゲームは正月のお年玉でも買えなくもない。
さあ、サンタさんはどちらを選ぶ?


4つ目の計画 【探偵超兄貴作戦】
これが一番大変だった。
サンタさんへの手紙を渡してから、私は探偵のように父と母の行動を監視したのだ。
秘密の買い物に行っていないか。帰ってきたら梱包された謎の荷物を持っていないか。
そして高熱を出して学校を休んだ日
うちは共働きだったので、その日は1日自由に家の探索が出来る。
冷えピタを額に携えて名探偵超兄貴の捜査が始まったのだ。


【作戦当日】
結果的に言えば、両親共に不審な動きは無かった。
寧ろいつも通りすぎて焦っていた。
今年からプレゼントは無いのかもしれない…
小学六年生になってから母は口癖のように「もう子供じゃないんだから~」と私に言い聞かせてきた。
もしかしたら仕事帰りにゲーム買って来てるんだろうかと思って家中を探したのだが
まーったく何も無かった。欠片も無かった。
そんな焦りの日々を過ごしながらいよいよ当日
私は普段飲まないコーラと、いつもより多めにコーヒー牛乳を飲んで床に就いた。

気付いたら朝だった。

もー!私のバカバカ根性なし!
いや過ぎた事は仕方がない、プレゼントを探せ!
机の上は……無い。
部屋のどこかに……無い。
やはり今年からプレゼントは無くなってしまったのだ。
ベッドから足を下ろして、今までの作戦自体全て無意味だったと頭を抱えた

と、足に何か当たったのだ。布?
ベッドの下に大きな黒い物体。
引っ張り出してみると…ギターだった。
黒いギターケースに包まれて中身は見えなかったが、形はまんまギターなのだ。

作戦はほぼ無意味だったが、やはり私の所にはサンタさんが来たのだと。

練習を重ねて寝ないようにしていたのに爆睡してしまったのはサンタさんの魔法
両親に不審な動きが無かったのもサンタさんが実在するから
家にプレゼントが無いのも当たり前
こうして私のサンタ信者度が再び急激に高まったのです。

そして中学生。
テレビで見たり本格的にネットを使い始めるようになってから、サンタさんを信じる半分家族半分の気持ちに落ち着きました。
私事ですが両親が離婚したのを皮切りに「サンタさんへの手紙制度」が途絶えたのです。
それによりクリスマスプレゼントも終了しました。

唐突な終了、それにより私は半分信じ切ったまま終わってしまったのです。
手紙を届けられなくなったからプレゼントが来なくなったんだと。
離婚により母も仕事を本格的に始め、忙しくなったのにサンタさんへの手紙を渡してもらうなんて…出来ない。
私は我慢しました。
貧乏家庭で育ち、欲しいものを欲しいと言えない私が唯一ワガママを言えるイベントが無くなったのです。

ま、それはそれで仕方ないか!私ももう子供じゃないもんね!
超兄貴、成長。

高校生時代。
その年になると母とも普通にサンタメタ発言を交わすようになります。
「そういえば初めてのプレゼントはビックリしたわー、まさか本当にハムスター来るなんてさぁ」
「あの子はホームセンター出身だよ」
「ホームセンターかよwww今じゃ売ってないもんなぁ」
近所の子供に聞かれたら冷や汗ものの会話です。


そして現在。
今なおメタ発言を繰り返しながらも、どこかでまだ信じているのです。
中学生の頃にまだ手紙を書いていたら、父がいて出勤前に渡せていたら。
信じている限りずっとプレゼントが届いていたのではないかと。
全ての仕組みは理解しています、しかしどうしても心のどこかで引っかかるのです。

飼えないはずの生き物が来たから?高いギターがプレゼントされたから?
いや…今思えばどれも違う。
スパルタでマナーを叩き込まれ、幼稚園の先生から「もっと子供らしくさせてもいいのでは」と通信簿に書かれていた私
きっと幼い頃の純粋な希望を捨てられないのでしょう。

社会人になってから社会の黒さ、自身の闇、人の内側を見てきたからこそ
遠い過去の思想や思い出に縋りたいのかもしれません。


って話。


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サンタさん…。超兄貴様のお宅の感じだと、信じる方が自然ですね。かく言う私の家では、サンタさんがプレゼントを渡す制度がそもそもなく…。普通に親からもらってました。夢がない…。だからかサンタさんの話はどこか遠いものに感じます。

しかし!サンタさんはいると思ってます。フィンランド辺りの上空?に住んでそう←そんでトナカイに鞭を振るいクリスマスイブの夜空を闊歩するのだ…!「ホーホッホッホ!メリークリスマース!」って高らかに声を上げながら。今でもイブの夜にはトナカイの首に付いた鈴の音が聞こえないか耳を澄ませてしまいます。

子どもの頃の純粋な願望、サンタさんにはそれが詰まっているのかもしれませんね。しかし社会の黒さ、自分自身の闇、実感することになるであろう大学卒業後が怖いです((( ;゚Д゚)))

Re: タイトルなし

>吉川計様

未だに信じている理由を述べても、中々真面目に受け取ってもらえず「えぇ~?(苦笑)」で済ませられる事が多いのでしょんぼりしています。
吉川様宅のように元々サンタ制度がない家もあったでしょうし、自分に置き換えての想像がし辛いのでしょうかね?
逆にサンタさんからプレゼントをもらってこなかった方はどんな考えなのかがすごく気になります…。
吉川様のように貰ってはいないけど信じている、または根っから信じていないとか。
神話的な要素で「外国ではあってんじゃね?」と思っている方もいそうではありますが。

フィンランドにはサンタ村、グリーンランドにはサンタ協会があるようですね!
この前は九州にサンタさんが「煙突からお邪魔する訓練」を受けに来ていたらしいですし。
小さい頃は私も眠い目を擦りながら窓の外を眺めていたものです。
ジングルベルの歌を思い出しながら、鈴の音とソリが見えないか期待していました。

やはり大人になってから始まる事と子供の時から始まっていた事では感じ方と信じる具合が違いますものね。
もし今までクリスマスが無かったとして
「今年からサンタという名前の外国人がクリスマスの日にプレゼントを配るらしいぞ!」と言われても…。
子供なら純粋に期待するでしょうけど、大人は鼻で笑うか国際イベントかと記憶の片隅に追いやるぐらいでしょうね。
サンタさんの本当のプレゼントは「信じる心」なのかと思ってます キリッ
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